週刊レポート
時代錯誤の「産む機械」発言

柳沢厚生労働大臣が「女性は子どもを産む機械」と発言したことについて、私は怒り心頭ですっ!

産む・産まないは個人の自由

私は23歳で結婚しましたが、しばらくは子どものいない生活でした。27歳の頃「そろそろ子どもがほしいな」と思い始めましたが、なかなか妊娠せず、婦人科に通いました。「子どもはまだ?」「子どもをもって一人前よ」と言われるたびに、愛想笑いをしながらも、心の中ではつらい思いをしたものです。

大臣ともあろう人が、女性を「機械」と位置づけて出産を奨励するなど言語道断!産む・産まないは本人の自由で、このような発言は人権侵害です。

時代錯誤の発想

同時に、この言葉は戦時中の「うめよ増やせよ」を彷彿とさせます。安倍首相が「憲法を変える」「戦後体制の見直し」などと発言している現状と照らし合わせると、戦場に行かせるために「子どもを産め」と言っているのかと勘ぐりたくなるのです。時代錯誤は柳沢氏も同じですね。

厚労省の責任者とは思えない

今の少子化の原因の一つは、不安定雇用・賃金カットなど収入が減り、社会保障・税金の負担増で、「子育てにかかる経済的負担が大きい」ことです。

厚生労働大臣がすべきことは明らかではないですか。どうやったら子どもを望む家庭が産みやすくなるのか。妊娠・出産・保育・教育にかかる費用負担の軽減、産休・育休制度の充実、労働環境の整備など、課題は山積です。

こうしたことに目を向けず、機械のように子どもを産めとはどういう感覚なのでしょう。ついでですが、子どもを産み育てるのは男性との協同作業です。柳沢氏は、その男性も「子どもを産む機械」という認識なのでしょうか。

保育所不足に切実な声

先日訪ねたお宅で、「認可保育園に入りたかったのですが、どこも満員で無認可に入れています。保育所を増やしてほしいです。」という声をお聞きしました。札幌市がこうした声に応えるよう、私も議会でがんばります。

同時に、女性を侮辱する発言をした柳沢氏は、厚労省の大臣として「不適切」。辞任すべきです。

(「こんにちは  小形かおりです」  07年02月04日付より)
(2007/02/02)


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