一人ひとりが大切にされれば
子どもは変わる
子どもの権利条例素案を学ぶ会ひらく
21日、「憲法をいかす中央区の会」の呼びかけで「札幌市子どもの権利条例素案を学ぶ会」が札幌市中央区内で開かれました。
札幌市子どもの権利条例制定検討委員会委員長をつとめた内田信也さん(弁護士)が、「最終答申書(子どもとともに札幌の未来を考える〜子どもの権利条例の制定に向けて〜)」と「素案」のポイントを説明しました。
次に札幌市議会文教委員会副委員長の小形かおり市議が、「素案」について審議した文教委員会での「反対・慎重」意見の特徴について報告をしました。
その後の意見交換では、
- 「条例は理念や目標を定めたもので、明日から何かが変わるというものではない。しかし、現在ある様々な問題の解決方向が目標として定められることが大事なこと。それは、次に実現への施策を具体化していく上で大きな柱となる」
- 「施策としては長期的な視野が必要だが、子どもにとっては今が大事。子どもたちが置かれている状態を考えれば、条例は時期尚早というのは現実を見ていない。親や教師など回りの大人の子どもを見る目が変わり、自分が大切にされていること、一人ひとりが大切にされていることが伝わるならば、子どもは今日と明日で変わることができる。条例で子どもの権利が示され、大人がそれを保障する方向をつかむことは急がれている」
などの意見が交わされました。
最後に司会者が「子どもがいきいき育つ街は大人がいきいきしてる街。この条例はそんな社会、札幌をめざす出発点になる。よりよいものにする立場から『素案』『最終答申書』を読んで『パブリックコメント』に応募しよう。まわりにも広げよう」と呼びかけました。
(『中央区民報』第931号 06年07月30日付より)
(2006/07/28)
- 参 照
- 子どもの権利委員会の最終所見:日本 (福田・世取山仮訳)2004年2月 (DCI日本支部ホームページ)