札幌市 来年度予算案を発表
7日、札幌市は2006年度予算案の速報を発表しました。全体の予算規模は1兆5千476億円(昨年度比0・5%減)、一般会計は7千840億円(2年連続マイナス。昨年度比1・2%減)の厳しい緊縮型になっています。
市民の関心の高い分野では、以下の事業が盛り込まれています。
保育所は、2カ所で新設。3カ所で改築・定員増をします。
特別養護老人ホームは、継続中の2カ所のほか、新規2カ所。このほかに定員29人の小規模型が2カ所です。
新設する市営住宅は、白石区の63戸のみです。
また、以下の料金値上げが予定されています。
市営住宅家賃・駐車場料金、学校開放料金、市立高校授業料、男女共同参画センターの女性料金(半額)の廃止などです。
家庭ごみ有料化盛込ませず
運動で敬老カード改善も
党市議団宮川潤幹事長の談話
来年度の予算案で、市民の運動が実り、大きな成果を勝ち取ったことが2点あります。
一つは、家庭ごみの有料化の問題です。「財政構造改革プラン」(2004年12月)で、今年10月から家庭ごみの有料化を行う計画になっていましたが、市民の運動と日本共産党市議団の頑張りが実り、予算案には「有料化」が盛り込まれませんでした。今後とも「有料化」を断念させるまで、運動を強めていくことが求められています。
二つ目は、敬老カードの改善です。昨年4月、敬老パスが改悪され5万円分までを上限にした有料カードになりましたが、老人クラブや「札幌敬老パスを守る連絡会」と党市議団がねばり強い運動をし、改善がはかられる事になりました。さらに使いやすい改善が求められています。
ほかにも、地下鉄全駅にエレベーターを設置(設計を含む)、ホームの転落防止さく設計、学校改築、スクールカウンセラー増員などが盛り込まれました。
その一方、保育所や特別養護老人ホーム、市営住宅増設など市民が求めている事業はまだ不十分です。市民の暮らしが厳しいなかで、各種料金の値上げはすべきではありません。駅前通地下通路の整備は、財政状況が厳しいため、当面先送りすべきです。