交通局との懇談に臨む代表らと小形市議
=05年12月22日
昨年12月22日にもたれた「中央区民の要求を実現する会」(=「区民の会」代表・舘ヒサエ)と「市電を守り再配置をすすめるプロジェクト」(代表・荒川尚次)と、札幌市交通局、市民まちづくり局との懇談で、JR札幌駅までの市電延伸が具体的に検討されることが明らかにされました。
この席で、市民まちづくり局から「まだ踏み込んだ話はできない」としながらも、市電のループ化とJR札幌駅への延伸について「『札幌を元気にする路面電車検討会議』において2月に検討される」と表明されたものです。
JR札幌駅までの市電延伸は、昨年秋の「区民の会」アンケートで、すぐにでも具体化してほしい路線の充実策の筆頭に挙げられていたもので、利便性の点でも、乗客増加策の点でも市電の存続、充実のために欠くことのできないものです。
また、この懇談では「区民の会」側から、アンケートの結果を踏まえ、低床化車両の増便、優先信号の実施や、車内暖房の改善、始発電停の駅舎化、電車通りの除排雪の強化、週末の終電時刻の延長、美観を損ねる広告電車のあり方などの要望が出されました。
交通局側からは、努力して改善できるものは改善したいが、採算性の問題もある、広告電車は有識者の委員会で審査のうえ実施しているもので、理解してほしい、とのことでした。
「電車のスムーズな運行のためには、ドラーバーのマナーの向上も必要」「優先信号を実施する際は、電車の運転士がコントロールできるものを」など、市電の存続と発展を願う沿線住民、利用者の立場からの意見表明が相次ぎ、たいへん充実した意見交換の場となりました。
小形香織市議は「みなさんの粘り強い運動が、札幌市の『路面電車存続』の決断を後押しし、いま、JR札幌駅までの延伸が具体的な検討のテーマにのぼってくるまでになりました。環境や人にやさしい公共交通機関として、多くの市民に愛されてきた路面電車が、街づくりのなかにしっかりと位置づけられるよう、さらに運動をひろげましょう」と語っています。
(2006/01/06)