12月6日第4回定例市議会で、日本共産党の代表質問に私が立ちました。
取り上げた項目は六つ。45分間の中で、最も時間を割いたのは「いじめをはじめとする教育をめぐる諸問題について」です。
いじめについて独自調査実地
文部科学省のいじめの定義は、①自分より弱いものに対して一方的であること、②身体的・心理的に攻撃を継続的に加えていること、③相手が深刻な苦痛を感じていること、という三つをすべて満たした場合、としています。そのために、札幌市が文科省に報告している昨年度のいじめ発生件数は、小学校209校のうち33件、中学校100校のうち197件となっています。
いじめは、三要件をすべて満たさなくても、本人がそう感じているなら「発生している」と捉え、早期に対応することが大事です。問題は「いじめられている」と子ども自身が感じていることをどう把握するか。私は、「実態把握のために、独自の調査を早急に行うべきだ」と質問しました。
これについて、松平英明教育長は、「札幌市独自の調査を今月中に全市立学校において実施する」と答えました。
原始林保護の街づくりを求め
中央区民の関心の高い、円山・藻岩山原始林の調査・保全についても質問しました。
円山・藻岩山原始林は、1923年に国が天然記念物に指定した世界的にも貴重なものです。ですが、南3条から7条にかけ、環状通りが直結しており、排気ガスや、近隣の中高層建築物による日照・風害の影響が懸念されています。私は、継続的な生態調査と、風致地区の拡大など都市計画による保護を求めました。
調査については、「継続的に調査を実施」し、「資料の収集およびデータの蓄積を行ってまいりたい」と答弁しましたが、都市計画による保護については、「地区計画制度などの普及啓発」「地域でのとりくみに対して積極的に支援」と、市民の自主性任せの消極的な答弁でした。
札幌市が「天然記念物を保護する」という立場を明確にして、指導性を発揮したまちづくりが求められています。
みなさんとさらに運動を強めたいと思っています。
(「こんにちは 小形かおりです」 06年12月17日付より)
(2006/12/15)