子どもと絵本を読む楽しみ
8月20日まで「五番館赤レンガホール」(札幌西武ロフト7F)で、「ぐりとぐらのともだちあつまれ!」という「こどものとも」絵本の世界展が開かれています。
私が子どもの頃に何度も読んだ『ぶたぶたくんのおかいもの』『かばくん』など懐かしい絵本がびっしり展示され、たくさんの親子連れが来て会話を弾ませていました。
絵本は私自身の楽しみ
私は絵本が趣味です。「寝る前の一冊」として我が子に読んでいるうちに、私の方がすっかり魅せられてしまったわけで、「頭の良い子に育てる」などの教育的な目的は全くありません。一日のうちで唯一ゆったりできるのが「子どもと絵本を読む」時間で、私自身の楽しみなのです。
絵を見る子どもの眼は凄い
大人は文字を追いますが、子どもは文字など読みません。耳で話を聞きながら、細部にわたって絵をじいっと見ています。
30年前に創刊された月刊「こどものとも」は、「子どもの側からの発想を特った、芸術性の高い絵本を」という視点で発刊されました。日本の絵本史に大きな影響を与えたことは確かですし、現在もさまざまな試みで絵本芸術の幅を広げようとしています。
私の基準は直感でして・・・
ところで私はというと、「芸術性云々」よりも、ただただ直感的に「オモシロイ!」と感じるかどうか、が基準です。(あまり参考になりませんね・笑)
特に好きなのは「ナンセンス」系。オトボケストーリーと奇想天外な画で構成された絵本です。長新太さん、五味太郎さん、スズキコージさんの作品などがその分野かもしれません。
「さすが!」といつも感心させられるのが谷川俊太郎さん。詩人としての言語表現はもちろんのこと、日本語の特つリズム感や美しさを、0歳児向けの絵本でも小学生むけの詩集でも、独特の宇宙観で表現します。
寝る前のひとときを大切に
我が子は二人とも小学生になり、絵本はだんだん童話や子ども向け小説に移りつつあります。
「もう自分で読むから読まなくていいよ」と子どもに言われるまで、寝る前の絵本のひとときを大切にしたいなあ、と思っています。
(「こんにちは 小形かおりです」 06年08月20日付より)
(2006/08/17)