週刊レポート
「超高層建築物認めない」と確定

   7月19日に「札幌市都市計画審議会」が開かれました。
   会場いっぱいの傍聴者が見守るなか、「桑園駅前の超高層マンション建築計画提案」を市が「認めない」との方針を示し、「その計画は妥当である」と、計画を認めないことが確定しました。

背景に「緑と景観守って」の運動

   数年前から中央区で次々と中高層マンションが建設され、「円山・藻岩山の緑と景観を守って」との住民運動が起こりました。円山地域では風致地区が6ヘクタール分拡大されるなど、少しづつ市民要望が実現され、運動は大きく広がっていきました。

有意義だった三鷹市の視察

   2004年11月、私は「高さ制限」を導入している東京・三鷹市を視察しました。
   「採算を考えて建てるのだから『○階までしか建てられない』と決めてもらった方がいい」という業者の言葉をきっかけに、三鷹市は高さ制限を取り入れました。住民も大歓迎。「あの三鷹に住みたい」と希望する人が増えた、という話が大変印象的でした。

議会でルール導入を決め

   視察を終え、同年12月の定例市議会で、私は「高さ制限や景観を守るための新しいルールづくりに取り組むべき」と求めました。「高さ制限のあり方も含め(略)土地利用の基本的な策定作業を(略)取りまとめたい」と副市長が答弁しています。

   2年にわたる都市計画審議会での審議、景観に対する市民意識の向上、粘り強い住民運動と広がりなどを背景に、ようやく、今年3月31日から「高さ制限」が導入されました。住民の願いからするとまだ不十分ですが、ルール化されたことは一歩前進です。

緑・町並みと調和のとれた建物を

   こうした中で出された、150メートルもの建築計画。「住民合意が得られておらず、この計画を認めるべきでない」と私も市議会で市に迫りました。
   なにより大きかったのは、住民のみなさんから「承伏できない」との声が拡がったこと。札幌市が「認めない」と判断した4つの理由の一つになったのですから。

   美しい景観や町並み、青空や星空を眺められる暮らしは、人間らしく生きる住環境が保障です。

   これからもみなさんの要望をとりあげ、ご一緒に頑張ります。

(「こんにちは  小形かおりです」  06年07月23日付より)
(2006/07/20)


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