週刊レポート
市民も市職員も困る増税

   6月下旬から、自営業・年金生活者などに送られてくる「納税通知書」「国保納付書」。開けてビックリ! すさまじい値上げ。
   先日の市政懇談会でも話題になり、「年金が削られているのにどうやって支払ったらいいの?」「もう、やりくりも限界です」と怒りが次々に語られていました。

役所の窓口がパンク

   「何かの間違いではないかと思って、すぐ区役所に電話しました。朝から何度かけても通話中で、夕方遅くにようやく電話が通じましたよ・・・・・。」通知書が届いて3週間過ぎた今でも、似たような状況です。
   対応する職員も、国が決めた税制「改正」の対応に大忙し。「苦情殺到です。しくみを理解してもらっても、『とても払えません』と言われます。『税金は払うもの』と言ったところで、その人の苦悩は解決できませんし私たちの心が痛みます」と困った様子です。

狙いは消費税率アップ

   小泉内閣は「骨太方針2006」を出しました。今後10年間、徹底的に社会保障などへの国民負担を増やし、国の支出を抑える、というのです。その狙いは消費税率の引き上げです。
   こうして国民負担を次々と引き上げる。すると、「増税してもいいから必要な施策をやってくれ」という状況になる。そうなったら、国民の抵抗なく消費税の引き上げができる。小泉首相は、そのような趣旨の発言をしています。
   「社会保障に使います!」。18年前の消費税導入のとき、そう言っていたのはウソでした。本当だったのは「小さく生んで大きく育てる」のほう。これから兵糧攻めをして国民を搾り上げた挙句、税率10%にして、まだ搾る計画です。

手をつけない分野

   大型公共事業や軍事費はほとんど変わりません。
   在日米軍が基地再編するのに、日本のお金を3兆円も「ポン!」と出すのです。過去5年間で社会保障関係費1兆6000億円も削っておいて! です。

   市民も市の職員も困っている税制「改正」。「とんでもない市民いじめをしてくれた」と、いっしょに力をあわせて、国政への怒りの声をあげましょう。

(「こんにちは  小形かおりです」  06年07月16日付より)
(2006/07/14)


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