週刊レポート
あとひと頑張りの超高層問題

   札幌全体に「高さ制限」が取り入れられたにもかかわらず、桑園駅前に地上150メートルもの超高層マンションを建設する都市計画提案がなされている問題が、重要な局面を迎えています。

ストップまであとひと頑張り

   都市計画案は、(1)提案者による都市計画の提案(5月30日に実施済)、(2)提案に対する札幌市の判断、(3)「都市計画審議会」での最終判断、(4)判断理由の公表、という順序で進められます。
   6月27日、このマンション計画に反対する住民組織「桑園環境を守る会」の方から「札幌市から『この計画提案は必要なしと判断した』との説明を受けた」と私の事務所に連絡がありました。
   つまり、いま、(2)の段階で「この計画は必要なし」と札幌市が判断し、(3)の最終決定がどうなるか、という地点。この計画のストップまで「あとひと頑張り」なのです。

「超高層は不要」が住民の意思

   住民約100名が参加した業者による「全体説明会」では、「桑園駅前の高さ制限・45メートルに従うべき」「街並み・景観を奪わないで」という住民の声が圧倒的。「桑園環境を守る会」の方々も、署名を集め、市役所へ何度も足を運び、活動を広げてきました。
   多くの周辺住民の方が、「超高層マンションはいらない」と意思表示をしているのです。

市議会の代表質問でとりあげ

   私は、第2回定例市議会の代表質問でこの問題を取り上げ、「150メートルもの高い建物を認めることは、高さ制限を取り入れた際の市の考え方とは矛盾する」「住民合意が得られていない状況にかんがみ、認めるべきではないと考えるがいかがか」と質問。
   加藤副市長は、「周辺住民の方々の合意形成も重要な判断要素」と答えています。

「高さ制限」を実効あるものに

   住民の意向を汲んだ形で、市の姿勢が定まりました。あとは、7月19日に開かれる「都市計画審議会」の審議にかかっています。
   みなさんに心からお願いします。お手元に署名がありましたら急いで集めましょう。7月19日の「都市計画審議会」にたくさんの傍聴者を集めましょう。
   街並み・景観の美しい札幌に、と願う市民の運動で、ようやく作った「高さ制限」というルールを実効あるものにするために。

(「こんにちは  小形かおりです」  06年07月09日付より)
(2006/07/07)


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