週刊レポート
みなさんと力合わせた代表質問−1

   6月13日まで開かれた「第2回定例市議会」で、私は日本共産党の代表質問(6月7日)に立ちました。質問項目は八つ。その主な内容を書きたいと思います。

「教育基本法」変える必要なし

   「教育基本法」は、平和と日本の将来にかかわる重大な国政問題です。それを政令都市の市長がどう認識しているか。私は、「教育基本法は今変える必要はないと考えますが、市長はどうお考えか」と問いました。
   市長は、最初の答弁で、「慎重に審議されるべきもの。注意深く見守りたい」と答えました。
   どうも、市長の姿勢がよく見えず魂のこもった答弁には聞こえなかったので、私は、「これでは市長の意志が不明確。市長自身のお考えをお示しください」と再度質問しました。
   再答弁で市長は、「教育基本法の第10条は眼目にあたる部分。歴史的な事実と教育の独立を保障しなければ、再び同じような精神構造で様々な過ちをおこすことがあるという前提にたって教育の独立をうたったもの。」と言い、「正義や真理を学ぶ教育を、時の権力の価値観によって動かされてはならない。いまの動きは私はあまり理解できない」と、自らの考え方を鮮明にしました。

※ 教育基本法
第十条(教育行政) 教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行われるべきものである。
 教育行政は、この自覚のもとに、教育の目的を遂行するに必要な諸条件の整備確立を目標として行われなければならない。

家庭ゴミ有料化年度内見送り

   家庭ゴミの有料化問題は、日本共産党市議団が議会のたびに代表質問や委員会で、「有料化はゴミ減量につながらない。有料化ありきの議論は許されない」と取り上げてきました。
   「今年度の有料化はないことを明確にしていただきたい」との私の代表質問に対し、「相当に厳しい状況にあります」と、実質「有料化見送り」を答えました。
   これは、市民のみなさんが「ゴミ有料化で本当にゴミ減量になるのか」と学習を深め、市民運動を大きく広げたことが最大の力になりました。
   2004年9月に「財政構造改革プラン」で家庭ゴミの有料化の検討が発表されて以来、みなさんの粘り強い運動と、日本共産党の議会での奮闘が結びつき、当面の「ゴミ有料化」はなくなりました。心から喜びあいたいと思います。

要求が一歩ずつ前進−敬老パス

   「敬老パス」から、有料で上限付の「敬老カード」になってまる1年。私は「5万円では足りない」「上限を撤廃してほしい」という高齢者の声を紹介し、「上限額の増額や撤廃について、再考すべきと考えるが、今後どう検討されるのか」と質問しました。
   小澤副市長は、「市民意見を十分ふまえながら、実態を調査・検証し検討したい」と答弁。
   「より使いやすい制度に」というみなさんの運動で、年度途中の買い足しや、未使用カードの返還など一歩一歩実現しています。今後とも一層運動を広げましょう。

「高さ制限」で秩序ある景観を

   桑園駅前の「超高層マンション建設計画は、札幌市がようやく取り入れた「高さ制限(問題の場所は45メートル)」を、適用除外制度を利用すれば150メートルもの高さのものが建てられる、という問題を取り上げたものです。
   「高さ制限を取り入れた本来の精神と矛盾するとお考えにならないのか」と質問しました。
   加藤副市長は、「計画地区周辺への配慮や周辺住民の方々の合意形成状況も重要な判断要素。周辺住民の方々の意見などもふまえ、総合的に判断したい」と答弁。
   これは緊急の課題です。せっかくの「高さ制限」を無意味なものにしないため、桑園住民の方だけでなく、乱立するマンション、景観に問題意識をお持ちの方と力をあわせて、なんとしてもストップをかけたいと思います。

   次回、市電や中央区のプールなどについて書いてまいります。 (つづく)

(「こんにちは  小形かおりです」  06年06月18日付より)
(2006/06/16)

   【参照】 ≫ 第2回定例議会代表質問


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