週刊レポート
文教委員会道外視察記

   5月8日から11日まで、札幌市議会文教委員会の委員(超党派)11名で、文教施策に関する道外の都市を視察してきました。

横浜市で「幼保園」


   初日は、横浜市へ。都筑区にある幼稚園と保育園を一体化した「幼保園」を見てきました。
   0歳から2歳までの保育園と、3歳から5歳までの幼稚園。「市有地貸与による民設民営方式」で、国の「認定子ども園」のモデル事業の一つに指定されています。
   「一体化」と言っても、学校法人と社会福祉法人の二法人が運営し、「人件費や、共用する光熱水費などはどのように分けるのか」「給食は保育園のみ利用するのか」など、疑問は一杯。理事長さんは、「試行錯誤の連続ですよ」とおっしゃっていました。
   施設は胸の躍る大変すばらしいものでした。ですが、「保育に欠ける」手どもへの保育は3歳になったらどうなるのか、他園より高い保育料設定は、低所得者には支払えないなど、課題は山積していると感じました。

多治見市で子どもの権利条例

   2003年12月に「子どもの権利に関する条例」をつくった、岐阜県多治見市。条例はその後どのように活かされているのか、翌日、視察に行きました。
   「子ども会議の開催や、市が計画を策定する際の委員に子どもも加えるなど、熱意と努力の様子が、お話からも伺えました。
   「「この条例は、『できたからよい』というものではなく、できたあと、どのように活かすかが問われます。大人の姿勢が変わらなければ、ダメなんですよね。」と強調されていたのが印象的でした。

広島市で市立高校専門コース

   札幌市立大学が開設されましたので、普通科の他に「創造表現コース」を設置している「広島市立基町高校」を視察しました。
   1999年に設置されたこのコースは、美術・芸術部門の養成を目的にしています、七宝焼きやステンドグラス、作品を展示するギャラリーなど、美術を学ぶ環境が充実していました。
   デザイン性の高い校舎にビックリしましたが、費用が「70億円」と聞いて二度ビックリ!バブルの絶頂期に建てたそうです。

   3泊4日で行われた視察。今後の活動にいかしていきたいと思います。

(「こんにちは  小形かおりです」  06年05月21日付より)
(2006/05/20)

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