週刊レポート
中学1年35人学級実現したけれど

   今年4月から、中学校1年生の35人学級が実施されます。
   中学1年生は、環境の変化と、思春期を迎える年齢とが重なり、目がゆきとどく教育がとりわけ必要な時期です。父母や教員からも、強い要望が出されていました。

札幌では60校で学級増

   小学校1年生、続いて2年生、そして中学校1年生と、少しずつ「少人数学級を」というみなさんの運動が前進していることを感じています。
   35人学級に伴い、学級数が増えるのは、市内99ある中学校のうち60校の見込みです。

教員は37名不足

   北海道では、「小学校及び中学校の道費負担教職員定数配置基準」を定めています。9学級の中学校では16名の教員配置、10学級の学校では18糸の教員配置が基準と、示されています。
   ところが、「道の定数配置基準」に照らせば97名必要なのに、予定している教員の増員は60名。37名も不足します。
   例えば、1〜2年生が3学級、3年生が4学級、計10学級の中学校で3年生が卒業し、新1年生が35名学級の実現に伴って4学級となった場合、本来18名の職員配置が必要なところ、17名しか配置されない、というのです。

定数基準どおりの配置を

   飯坂市議が、第1回定例市議会予算特別委員会で、「道教委に定数通りの配置を求めるべきだ」と質問すると、北原敬文学校教育部長は、「ご指摘のようなことも考えられますので、実態に合わせた適正配置を求めていきたい。」と答弁しました。

ひきつづき運動をご一緒に

   中学校教員の場合、1週間に平均18時間の授業を持っています。教員の増員がないままに1クラス増えれば、10時間程度の持ち授業が増え、授業準備や生徒指導など空き時間で使っている時間が減らされ、今より負担が多くなってしまうことになります。
   父母や教員の願いは、「ゆきとどいた教育の実現」です。単に1クラスの人数を減らすだけでなく、それにみあった教員を増やさなければ、願いは実現できません。
   引き続き、学校教育の充実を求める運動を進めていきたいと思います。

(「こんにちは  小形かおりです」  06年04月02日付より)
(2006/04/01)

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