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週刊レポート
娘に勝てない百人一首

   私が「百人一首」を初めてやったのは、小学校4年生の時だったと思います。通っていた学童保育所で指導員の先生に教えてもらい、友だちと競い合って懸命に句を憶えた記憶があります。

家族で百人一首対戦

   小学4年生の娘は、学校で「百人一首」をやっています。「もう20憶えたよ」、「今日、百人一首100点だった」とたびたび話してくれていたので、年末年始の休みに対戦しました。小学一年生の息子は、まだ全体像がつかめていませんが、「下の句を取る」ということはわかっているので、一緒に参加。百人一首に全く触れたことのない配偶者は、読み手。ヘンテコな節をつけるので、みんなで大笑いでした。
   こういうときは私も本気を出します。「昔の記憶を呼び起こして勝つぞ!」と気合を入れたものの、昔のように下の句がすぐには出てきません。気づくとなぜか、娘の憶えた句と私の憶えている句が同じことが多く、同じタイミングで、「あ、あれだ!」と声が出ます。「どうしてこの句憶えてるの?」と娘に聞くと、「憶えやすいんだもん」。そうか、同じか。

「言葉が面白いから憶えたよ」

   例えば、「あしびきの   山鳥の尾の   しだり尾の   ながながし夜を   ひとりかもねむ」は、「あしびき」とくれば「ながなが」をさがす、と自動的に頭の中が回転します。「『ながなが』っていうことばがおもしろいから、すぐ憶えた」と娘。私もそうでした。「此のたびは   幣もとりあえず   手向山   紅葉のにしき   神のまにまに」も、「『まにまに』が面白い!」。これは息子も億えてしまいました。

何度やっても娘に勝てない

   「脳細胞増殖中」の子どもたちと、「減少中」の私との差は歴然。札がたくさん並んでいる前半は私が辛うじて勝っているのですが、札が減ってくると記憶力が勝負。後半は娘の一人勝ちで、何度やっても娘に負けてばかり…。うーん、悔しい。

   ところで、「赤旗日曜版」の新年合併号の「パロディ百人一首」を見た娘が、「ねえ、これ、なんか違うよ。」と言います。これぞ、大人の風刺。「パロディ」の意味がわかるのはもう少し先かな?

(「こんにちは 小形かおりです」  06年01月15日付より)
(2006/01/13)

 
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