歴史を心に刻み真実に目向けて
2005年最後のイベントは、聖マーガレット教会で開かれた「第16回親子クリスマスピースコンサート」でした。
近くで聴くあたたかな音色
プログラムは、ハイドンの「セレナーデ」や、ヴィヴァルディの「四季」など、どこかで聞いたことのある曲。札響のメンバーによる弦楽四重奏は、四人の奏者の息づかいが聞こえ、あたたかな弦の響きが心に染み入ります。第二ヴァイオリンの富樫耕さんによる、札響韓国ツアーの裏話トークも大変楽しいものでした。
時々キタラに札響の演奏を聞きに行きますが、「あ、富樫さん、いたいた!川崎さん、あそこだ!」なーんて親近感を持って舞台を見てしまいます。
ヴァイツゼッガーの演説
コンサートの最後に「閉会のあいさつ」をさせていただきました。その中でお話した、旧西ドイツのリヒャルト・フォン・ヴァイツゼッガー大統領の演説は、岩波ブックレットから出されている『荒れ野の四十年』という本に全文おさめられています。
日本が犯した過去の侵略戦争を美化しようという風潮が強まっている中で、もう一度、「現代、に生きる私たちが歴史から何を汲み取るのか」を考えたいという思いから、あいさつで紹介させていただきました。
私は「心に刻む」という部分と、「過去に日を閉ざすものは、結局のところ現在にも盲日になる」という、演説のごく一部をご紹介しました。全文は、もっと長くて奥が深く感動的です。もし機会がありましたら、全文をお読みになってみてください。何度読んでも胸にしみいる、素晴らしい演説です。
平和は未来をつくる力
新しい年を迎えました。憲法改悪を本格的に進めるため、改憲派は過去に日を閉ざし、新しいことが素晴らしいことであるかのような宣伝で、私たちに真実を隠そうと躍起になっています。私たち庶民の、ごく平凡な願い、「平和と民主主義を守り発展させる」ために、歴史を心に刻み真実に目を向けて、この一年もごいっしょに力をあわせましょう。
(「こんにちは 小形かおりです」 06年01月01・08日付より)
(2006/01/01)