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   シックハウス対策改善を − 井上市議が指摘

192校で国の基準超える

札幌市議会−井上議員が質問

192校で国の基準超える

   日本共産党の井上ひさ子市議は17日の市議会第一部予算特別委員会で、学校のシックハウス対策の問題点を取り上げ、市の対策をただしました。

   井上市議は、札幌市内の幼稚園や特殊学校を含む284校のうち192校で、頭痛やめまいを引き起こすシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドが国の基準を超えていた事実を明らかにし、市に検査体制の改善を求めました。

   これに対し、佐々木一寿学校教育部長は「この2年間に行った検査の経験を生かし、妥当な方法について検討したい」と答弁しました。

   井上市議は、自然換気ができない密閉された教室にせっかく換気扇がついていても、稼動させるタイマー設定が午前8時から午後3時ごろまでしか作動しないよう設定されていることから、シックハウス検査時間帯には換気扇が作動していなく基準値を超えていた事例があったことを指摘。「財政構造改革尾プラン」による支出削減で、教育現場にまで「電気代金の節約を指示しているのではないかと疑わざるを得ない」と語りました。

   また、厚生労働省のシックハウス研究班研究員を努めた道アトピー問題研究会の専門家が「シックハウスの症状が出ている子どもがいる場合、24時間の換気設備を取り付けることも必要」と述べていることを示し、密閉された教室では一晩で濃度が非常に高くなるのだから24時間の換気を行うべきだと求めました。

(『しんぶん赤旗』北海道のページ   05年03月19日付より)

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