週刊レポート
国保料算出方式変更で低所得者負担

   12月9日、市議会「厚生委員会」で、国民健康保険料を決める算出方式の変更案について審議されました。

現行の国保料の決め方

   札幌市の現行国保料は、次のようにして決められています。

   (1) 国保加入者全体が医療費をいくら使うかを、実績から予測します。(2005年度は、2,499億円) (2) 国・道・札幌市の負担額と病院窓口で本人が支払う1割〜3割の医療費を差し引いて、残りを国保料として徴収します。2005年度は、国保料475億円でした。 (3) その475億円を、条例で定められた割合に基づいて振り分けます。平等割(世帯割)10%、均等割(人数割)39%、所得割46%です。 (4) 2005年度は、平等割が2万3,700円、均等割が3万7,990円です。所得割は所得によって違い、加入者全員の住民税額に4.6を掛けた金額となります。

算出方式変更案の内容

   今回提案された算出方式の変更は次のような内容です。

   前述 (3) の割含を変更し、平等割22.5%、均等割22.5%、所得割55%にします。この「所得割」部分が住民税額ではなく、所得まるごとにかかる「旧ただし書き方式」になるので、各種控除が考慮されません。これまで非課税だった世帯や障害者控除や扶養控除を受けていた世帯などの負担が重くなります。前号で「低所得者の負担が重くなる」と書いたのはそういう意味です。

高すぎる国保料の引き下げこそ

   厚生委員会では、市民から出された「算出方式の変更を行わず、国保料を引き下げること」を求めた請願93件・陳惰10件が出され、私は請願の紹介議員として補足説明をしました。日本共産党は陳情・講願を採択し議案には反対の態度をとりましたが、他会派はその逆。賛成多数で算出方式変更の議案は通ってしまいました。

   国保加入世帯の年収は下がっています。高すぎる国保料の引き下げに力をあわせましょう。

(「こんにちは 小形かおりです」  05年12月18日付より)
(2005/12/14)


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