週刊レポート
許せない2つの公立保育園廃止

   今年最後の第4回定例市議会が、11月29日から12月13日までの会期で開催されています。

市役所職員の給与削減

   今定例会で提出された議案は全部で30件。その中の一つに、札幌市の職員の給与を1・37%削減して給与関係費14億4,800万円を減額補正する予算案が出されました。これは11月30日の本会議で可決しています。あわせて、議員の期末手当を10%削減することも決まりました。

国保料の算定方式の変更案

   国民健康保険料を決める算定方式の変更が提案されています。市長は、「各世帯に広く公平に負担していただき、今後の税制改正に対応できるしくみとするため」と述べ、これまで、住民税額を基礎とする方式だったものを、所得を基礎とする方式に変更し、賦課割合を見直す、としています。
   これによって保険料が増えるのは、加入世帯・34万7千世帯の36%にあたる12万5千世帯。64%は減る・変わらない世帯となりますが、どういう層の人に負担が増えるか、これが問題です。
   これまで住民税がかかっていなかった世帯(約5万世帯)・3人以上の多人数世帯・年金生活者・障がい者・年収200万円〜300万円など所得の低い世帯に負担が増やされます。その額は、現在の保険料の少なくとも1.2〜2.4倍に上がる内容です。
   いまの国保料だって「高くて払えない、と苦しんでいる市民が多くいるのに、さらに低所得者に負担をさせるような変更は断じて認められません。ご一緒に運動を進めていきましょう。

2つの公立保育園の廃止

   豊平区・西区・手稲区に「子育て支援センター」を設置するためにベテラン保育士が必要なので、老朽化した平岸保育園と平岸乳児保育園を廃止する条例改定案も出されています。子育て支援センターの設置と公立保育園の廃止は、別次元の問題。ですが、「これからも進める」と公立園を減らす市の方針です。保育料の値上げも計画されており、「公的責任の後退を許さない」・「子育て応援の市政」を求めて、みなさんと力をあわせていきたいと思います。

(「こんにちは 小形かおりです」  05年12月11日付より)


(C) Kaori Ogata 2003-2005 All rights reserved
著作権保護のため、転載などをご希望の方は、ご連絡をお願いします。