週刊レポート
札幌夏季オリンピックアンケート

   11月14日に開かれた経済公営企業委員会で、「札幌で夏季オリンピックを開催するかどうか」の市民アンケートをとることについて、観光文化局スポーツ部より説明がありました。

オリンピックにかかる費用

   すでに新聞等で報道されていますが、市の出した「オリンピック開催に必要となる概算経費試算」によると、競技施設建設費で1,898億円(市負担1,339億円)、選手村・メディアセンター建設費で1,985億円(市負担199億円)、インフラ整備費1兆365億円(市負担964億円)。それらトータルで1兆8,328億円(市負担2,550億円)という試算です。

今年の定例市議会で決議

   これは、今年3月に開かれた「第1回定例市議会」で、自民党・公明党が共同で出した「2020年夏季オリンピックの札幌招致に関する決議」が、提出会派の賛成多数で可決したことにより、行われるアンケートです。
   日本共産党は、「オリンピックは世界の平和の祭典であり大変有意義なもの」と思っていますが、「国から多額の財政支援は困難」、「札幌市は133億円にものぼる市民負担強化を行おうとしており、更なる財政悪化と負担の強化に市民の理解や納得が得られない」と決議案に反対しました。

市民生活へのしわ寄せは明確

   経済公営企業委員会で、私は「札幌冬季オリンピックは国からの補助が80・8%、長野オリンピックでは31・9%と大幅に減ってきている。大阪と同じ29・5%は到底見込めないと思うが、どう認識しているのか。」、「札幌冬季オリンピックは学校建設が大幅に遅れるなど市民生活に影響が出たが、そのようなしわ寄せの懸念はないのか。」と質問しました。いずれも、「大変厳しい状態といわざるを得ない」と川井スポーツ部長は答弁しています。

招致活動だけで48億円

   広報さっぽろ12月号に掲載し、12月に1万人アンケートを実施。来年2月に開かれる「第1回定例市議会」で最終判断という予定です。招致費用だけで64億円(市負担48億円)かかる札幌でのオリンピツク開催。徹底した慎重な審議が必要です。

(「こんにちは 小形かおりです」  05年11月27日付より)


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