第3回定例市議会での最終日討論
10月27日、昨年度の決算を審議する第3回定例市議会が終わりました。
日本共産党の坂本きょう子市議が討論に立ち、議案7件中「議案第1号・各会計歳入歳出決算認定の件」「議案第5号・高速電車事業会計決算認定の件」に反対、その他の議案には賛成しました。
議案第1号は、敬老パス制度の改悪、駅前地下通路建設推進や職員定数削減など、「税金をどう使うか」の根本が問われる内容です。
外出抑制の新「敬老カード」
敬老パスの制度を変える準備のため、「カード読み取り機」の更新など3億5,249万円支出されています。日本共産党は、外出抑制につながっている実態を示しながら、年度途中での追加購入を認めるなど当面の改善策を取るよう迫りました。副市長は「敬老の精神は堅持したい。」「調査の結果から全体状況を把握し、改善する必要が生じれば改善する」と答弁しています。
地下通路はすでに借金増大
また、わずか456mに総額2百億円かかることに市民からの批判が強い「駅前通地下通路」も、予備設計費等として2億1,273万円、沿道ビルとの接続などの検討費用として1,060万円が支出されています。
昨年度予算の段階では、地下通路の財源内訳は、一般財源1億6,700万円、市債発行(借金)を3,700万円と見込んでいました。 ところが決算では、一般財源が9,773万円で、 市債が1億1,150万円と、予算と比べて借金が3倍に膨れ上がっています。設計の段階からすでに「借金増大」いうこの事業。やはり、凍結・先送りすべきです。
安全無視の交通局職員削減
交通局に関する議案第5号は、駅業務の民間委託の拡大、地下鉄運転のワンマン化などで人員削減する計画です。安全第一で運行すべき地下鉄をワンマン化して、乗客の安全が守れるでしようか。
議案は賛成多数で可決
「財政が厳しい」といいながら市民負担やサービス低下を進め、一方で地下通路や創成川アンダーパスなどに巨費を投じるやり方に反対したのは日本共産党だけでした。
市民生活を守るため、今後も奮闘していきます。
(「こんにちは 小形かおりです」 05年11月06日付より)