週刊レポート
同窓会から元気もらった配偶者

   私は東京で高校卒業まで過ごしたあと、愛知の大学で4年間学びました。いったんは東京で社会福祉関係の仕事に就きましたが、大学時代に知り合った彼と結婚することを決め札幌に移り住み、もうすぐ18年になります。このように節目ごとに住まいを変えたせいか、「同窓会」というものにあまり縁がありません。

彼は同窓会実行委員長

   配偶者も同窓会・クラス会とは縁のない生活を送っていました。ところが1年ちょっと前、ひょんなことから彼は「高校同窓会の今年の各種行事をする当番期委員長」という役目を担うことになりました。担う力も余裕もないのに引き受けてしまい、周囲のみなさんに迷惑をかけるのが常の彼は、今回も委員長とは名ばかりだったようです。しかし、「スタッフとのメールのやりとりで『誰か助けて』と叫ぶと必ず救世主が現れるんだ」「高校のときにはほとんど話さなかった人とも、とたんに親しく話せるのは驚き」などと連日興奮気味に話す様子から、楽しくてたまらない彼の気持ちが伝わってきました。できるならば私もその場にいさせてほしいと思うほどです。

朝帰りの同窓会当日

   1年がかりの準備を経た本番当日、彼は朝の5時に帰ってきて、友達から聞いた話などうれしそうに語り続けます。「高校のときに好きだった人に、25年ぶりに告白したけどやっぱりフラれた」なんて、とんでもないことも言ってましたが(笑)。

タイムスリップするアルバム

   「20年以上前に会ったきりのクラスメイトと再会する」ってどんな気持ちでしょう。楽しそうな彼の話を聞いて、久しぶりに高校の卒業アルバムを取り出すと、当時の自分にタイムスリップしました。 おもしろくない授業をサボったことや、先生に隠れていたずらをしたこと、真剣なまなざしの授業にひきつけられたこと等、懐かしく思い出されます。年賀状だけの連絡になっている先生はお元気でしょうか。
   今度、同窓会の案内が届いたら、ちょっと無理をしてでも行ってみたいと思います。

(「こんにちは 小形かおりです」  05年10月30日付より)


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