週刊レポート
こども劇場への新支援事業

   中島公園にある「こぐま座」や東区にある「やまびこ座」に、子ども連れで人形劇などを観に行った経験はおありでしょうか。我が家は、外遊びのできない冬にこぐま座、やまびこ座によく行きます。観劇料も安く質の高いプログラムが多いので、「いつ行っても親子で楽しめる」という信頼感があります。

減免廃止を決定

   上演するためには人形・大道具・小道具の制作のための大きな工作室や、練習場所が必要です。そのために、札幌市はこうした団体に貸室料を減免する制度を設けていました。
   ところが、「財政構造改革プラン」で、「596万4千円の削減効果」を見込んで、この4月から減免廃止を決定。それを知った劇団関係者から「減免制度継続の要望」が上田市長に出され、私は10月14日の第二部決算特別委員会でこれについて質問しました。

議会での質疑

   私はまず、「営々と親から子へと受け継がれてきたこども劇場が、札幌市の子ども文化の向上にどのような役割を果たしてきたと評価されているのか」と質問。子ども未来局・奥岡文夫子ども育成部長は、「全国に誇る素晴らしい活動をしている」と答弁しました。私は、「そうした評価をしながらバッサリと減免廃止にしたことは許されない」と指摘し、今後の対応策を求めました。
   奥岡部長は、「新たに支援事業を設置し、負担軽減策を講じていく」と述べ、札幌市としての新支援策を示しました。

ゆっくり育つ文化支援の場

   「こぐま座ややまびこ座が実施した人形劇教室などから多くのママさんサークルが育っている」と北海道人形劇協会理事長の宮本和志さんが語っていますように、こども劇場は、児童文化に出会い育ってゆく場。ここを支援してほしいというみなさんの運動と文化への熱い思いが、新支援事業を生み出したのだと思っています。    今議会で、指定管理者導入に関する条例改正の議案が47件出されました。それによって56施設の指定管理者が公募で決められ、17施設が非公募で決められます。日本共産党は、公的責任の明確な非公募の議案には賛成、公募の議案には反対しましたが、10月3日の本会議で、賛成多数でこの制度の導入が決まってしまいました。

   こうした方々と力を合わせることができたことをうれしく思います。これからもみなさんの声を受け止めてがんばりたいと思います。

(「こんにちは 小形かおりです」  05年10月23日付より)


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