週刊レポート
戦後60年、平和への決意新たに

   広島・長崎への原爆投下、終戦。8月は、平和への誓いを新たにする月です。

   いまだに核にしがみつき、開発・実験を繰り返す国は、自国の国民を被爆させていることにすら無関心。イラクでは劣化ウラン弾を使い続け、被爆の被害が広がっています。

   世界で初めて核の恐ろしさを体験した日本人として、この苦しみは、被爆者本人だけではなく、孫子の代まで続くのだということを世界中に知らせ、一刻も早く核の使用を止めさせなくてはなりません。

   「大東亜戦争」(侵略戦争への反省がない人々があえて使う言葉です)は「自衛のための正しい戦争だった」と主張するための広告塔・靖国神社への参拝を繰り返す小泉総理には、加害者としての反省がまったくありません。日本は、「満州国」というでたらめな国を作り上げて自分の領土にし、そこに住む中国人を大量に殺し、苦しめ、勝手放題にふるまいました。この侵略への反省こそが、戦後日本の出発点です。

   8月1日に、自民党の新憲法起草委員会が「新憲法第1次案」を発表しました。それは、2度と戦争しない」と誓った国から、「戦争をする国」へと、その根本を正反対の方向へと作り変えようとする案です。このような改憲を、子どもたちに手渡すわけにはいきません。

   いま、夏休みに入った娘と、「ヒトラーとユダヤ人」をテーマに、本やDVDを観たり読んだりしています。いずれは自由研究としてまとめたいそうですが、私としては、同盟を結んだ日本とドイツが、戦後、戦争犯罪をどう反省したか。その姿勢の違いもわかってもらえたらと願って、子どもも理解できる資料を探しています。

   ドイツは毎年、ナチスの行ったホロコーストを謝罪し、ナチズムを2度と許さないと誓いをたてています。日本は、アメリカの言うがままに憲法9条を変え「戦争する国」にしようとしています。どっちが「過ちを繰り返さない」態度でしよう。

   今年は戦後60年。政治の主人公である国民の力をあわせ、決意新たに平和運動を繰り広げていきたいと思います。

(「こんにちは 小形かおりです」  05年08月14日付より)


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