週刊レポート
藻岩山・円山が見える街づくりを

   南円山地域の方から案内があり、「南円山の景観を守る会」に出席してきました。

   ここは、「見上げれば円山の緑が美しいふもとの街」の住宅街だったはず。ところが、高層マンションが次々と建ち、「見上げればマンションの壁」が立ちはだかる、円山がよく見えないふもとの街になっています。

   そこにまた新たに、101戸・15階建てのマンションが建設される計画が持ち上がり、地元住民のみなさんが、業者の不誠実な対応と納得いかない建築計画に対して、「なんとかできないか。円山の景観を守りたい」と会を立ち上げました

   「私たちは円山・藻岩山を見ながら育ち、この地域に愛着を持っている。円山の残雪状況を見て雪囲いをはずすなど、生活文化を継承しながら住民で育んできた街並み。」「合法的な建物だということはわかるが、これだけ景観を乱されて、どうしても黙って見過ごすわけにはいかない。」とみなさん熱く気持ちを語っていました。

   建築が予定されている場所は、「高さ15メートルまで」の制限を設けた地区計画がつくられた場所の、道路を隔てて南側です。この地区計画の運動にかかわった方々も、「せっかく地区計画を作っても、その隣に高層マンションが建てられたのでは意味をなさなくなる」と嘆いていました。

   その2日後、私と、飯坂宗子市議・井上ひさ子市議の3人で、円山地域のマンション実態を調査しました。陳情が出されている南8条のマンション建設予定地や、風致地区と近隣商業地域の境目、建築中のタワー型マンションなどを見て回り、「円山・藻岩山が見えなくなっている」ことを実感しました。

   藻岩山・円山は、貴重な原始林をもつ山として、国の天然記念物に指定されています。自然がそのままにあり、見上げればいつでも見える。それが、みなさんの望む身近に感じられる藻岩山・円山の姿ではないでしょうか。

   この貴重な自然と景観をどう守るかは、行政の姿勢にかかっています。ご一緒に運動を進めながら、議会で積極的に取り上げていきたいと思います。

(「こんにちは 小形かおりです」  05年07月24日付より)


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