
私は、札幌市が設立をし、その管理運営を市の出資団体に委託している札幌ドームの障がい者への対応について質問いたします。
札幌ドームに行った障がい者の方から、ペットボトル、飲食物の持ち込みは禁止だというが、障がい者にとってペットボトルは必要なもので、障がいの内容によっては流動食など食事制限されている人もいる、何とかなりませんかという相談がありました。
そこで、まず、一般的なこととして2点伺いたいと思います。
質問の1点目は、札幌ドームが2カ月に1回発行するドームのニュースやホームページなどでは、ドーム内への飲み物容器、食べ物の持ち込みはご遠慮くださいと書かれていますけれども、ペットボトルや飲食物の持ち込み禁止ということが書かれている規定など、内部のそういう書面があるのかどうか、これについて伺いたいと思います。
2点目は、ペットボトルや飲食物の持ち込みを禁止している理由はどのようなものか、そこについてお示ししていただきたいと思います。
飲食物の持ち込み禁止規定及び理由について、一括してお答え申し上げます。
禁止規定は、社内規定としてドームでは明文化はしておりませんが、主催関係者などとの協議に基づいて禁止しているものでございます。
その理由といたしましては、一つには、イベント中のアリーナ内への容器の投げ込み防止のため、また一つには、不燃ごみの持ち込み防止のため、さらに一つには、食中毒防止や営業権の確保などの観点からでございます。
今の質問に、さらに私の方からちょっと追加させていただきたいと思いますが、札幌ドームの話がありましたけれども、全国的に他のドームでは、この辺がどういうような扱いになっているのか、これをあわせてお聞きしたいと思います。
ただいまの障がいのある方への柔軟な対応についてお答え申し上げます。
委員、お示しのようなやむを得ない事情がある方につきましては、申し出によりましてこれまでも個々に対応させていただいてきております。
次に、今までの障がいのある方への対応例についてですが、個人は今までも適宜対応しておりますけれども、団体の例といたしましては、本年8月6日に北海道難病連がプロ野球観戦をした際に、その会員約700名に対しまして持ち込みを認めた例がございます。
次に、ゲートでの対応についてですが、今までに柔軟な対応について大きなトラブルは聞いておりませんけれども、今後もなお一層主催関係者や実際に入り口に立つ係員、あるいはそれを補完いたします警備員に対して周知徹底を図ってまいりたいと思います。
次に、関連のご質問でございますけれども、現在、札幌ドーム、東京ドーム、名古屋ドーム、大阪ドーム、ヤフードームの中で、食べ物を持ち込んでよいところは東京ドームでございます。なお、東京ドームにおきましても、ペットボトルは禁止となっております。ほかのドームはすべて食べ物及びペットボトルは持ち込み禁止になっているところでございます。
障がい者の方などは、ペットボトルや飲食物が持ち込めないならばドームには行けないなということで、例えば、ニュースだとかホームページを見て、行く前からあきらめておられる方もいますので、そうした方々に、今、ご答弁されましたように、個別の対応をされているのだということを議会の場でぜひ明らかにしたいと思いまして質問させていただきました。ご答弁では、これまでも対応されていたし、申し出があれば、これからも個々に対応していく、入り口の係員、警備員への周知の徹底も図っていくということですので、障がいのある方に不自由な思いをさせないように求めて、質問を終わります。

