発言集
    第3回定例市議会を終えて

   年に4回開かれる札幌市定例市議会。「予算議会」と呼ばれる3月と、「決算議会」と呼ばれる10月が、「特別委員会」が設置され会期も長く、議員の質問に担当者が答えるナマのやり取りが行なわれる議会です。

   10月27日に第3回定例市議会が終わりました。日本共産党は代表質問で、アスベストや地震・灯油価格の高騰対策・家庭ごみ有料化問題・教育・敬老パスや市営住宅家賃と駐車場値上げの問題など10項目にわたる代表質問を行ないました。

   敬老パスは、制度が変えられる直前には各会派も積極的に質問をしましたが、制度が変えられると質問にも取り上げません。新制度後におきている、「追加購入したい」「夫婦間の共用を認めてほしい」などの切実な声を取り上げ、「外出抑制につながっている」と指摘したのは日本共産党だけでした。また、市営住宅家賃や駐車場の値上げ問題も、「財政が厳しいなら仕方ない」という態度で、日本共産党以外に取り上げた政党はありませんでした。

   決算特別委員会で私は、駐輪場整備の問題や、学童保育・子どもの権利条例、市電充実策などについて取り上げ質問しました。

   10月から札幌駅周辺の駐輪場が有料化になり、1回100円です(定期利用は別料金)。ですがそもそも駐輪場が不足していているため、有料化をしても歩道上に駐輪する自転車が後を断ちません。「必要なのは有料化ではなく、駐輪場の整備だ」と質問しました。

   また、この秋に「中央区民の要求を実現する連絡会」が積極的に行なった市電のアンケートから、「市電のループ化・延伸」を求める質問もしました。このアンケートには1000枚近い回収がなされ、その内容を見ると、6割近い方が、「ループ化」と「札幌駅への延伸」を求めるという結果が出されていました。いま、札幌市は検討委員会で審議中ですが、99年にいったんは具体的な延伸案まで札幌市は出したのですから、それに沿って具体的に進めるべきです

   10月27日の議会最終日、日本共産党の坂本きょう子市議が討論に立ち、議案7件中「議案第1号・各会計歳入歳出決算認定の件」「議案第5号・高速電車事業会計決算認定の件」に反対、その他の議案には賛成しました。

   議案第1号は、敬老パス制度の改悪、駅前地下通路建設推進や職員定数削減など、「税金をどう使うか」の根本が問われる内容です。

   また、わずか465mに総額200億円かかる「駅前通地下通路」は、予備設計費等として2億1273万円、沿道ビルとの接続などの検討費用として1060万円が支出されています。設計の段階から当初の予算より市債(借金) が3倍にも膨れ上がっているこの事業は、やはり凍結・先送りすべきです。

   これらの議案は、日本共産党以外の賛成で可決しました。「財政が厳しい」といいながら市民負担やサービス低下を進め、一方で地下通路や創成川アンダーパスなどに巨費を投じるやり方に反対したのは日本共産党だけでした。

   まもなく議会の様子をまとめたビラやパンフレットなども出来上がりますので、これをみなさんにお配りしてさらに要望なども聞かせていただき、今後も奮闘していきたいと思います。

(日本共産党札幌中央区伏見後援会ニュース 「ひまわり」2005/11/17付 97号より)


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