29日の熊谷憲一市議の代表質問で、都心部の過密・混雑を助長し、市の財政を圧迫し、一部大手ゼネコンに奉仕するだけとして、日本共産党が一貫して反対してきた創成三区計画は、市のまちづくり計画から消滅したことが明らかになりました。
熊谷市議の再三の追及に、上田市長が言明したものです。
巨大施設計画なし
――― 創成三区計画に、札幌市長言明
札幌市議会の代表質問で9月29日、日本共産党の熊谷憲一市議は、札幌市が9月に確定・発表した 「新まちづくり計画」 をとりあげ、特養ホームや保育所建設、市営住宅建設、老朽校舎改築、障害児学級など5つの分野の施設整備計画の促進や改善を求めるとともに、都心部の大改造計画である創世三区計画についても、上田文雄市長の見解をただしました。
「都心部の過密・混雑助長」 ――― 共産党は反対貫く
創世三区計画は、1988年に原案がつくられ、総事業費2,400億円、市費800億円ともいわれる巨費を投じ、札幌の都心部に超高層ビル2棟、コンベンションホール、巨大地下駐車場を構想し、都心の過密と混雑を助長する大改造計画です。この計画に日本共産党市議団は、一貫して反対してきました。
熊谷市議は、質問のなかで「創世三区計画は、すでに今年度予算からも、今回の新まちづくり計画からも消えており、きっぱり白紙に戻すべきだ」と迫りました。
熊谷市議は、福迫尚一郎副市長の 「新しい時代にふさわしい、秩序ある都心のまちづくりに取り組んでいく」 などとのあいまいな答弁に納得せず、再質問で「創世三区計画として、新たな巨大施設計画があるのかどうか、明確にすべきだ」とかさねて迫りました。
これには上田市長が答弁に立ち、「巨大施設計画はありません」 と2度にわたって言明し、創世三区計画は消滅したことが明らかとなりました。
(『しんぶん赤旗』北海道のページ 04年10月01日付より)