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下水道料過請求問題に再発防止策を求める

04(平成16)年(常任)環境消防委員会−04年03月04日

近藤和雄 委員長

 委員会を再開いたします。
 次に,議案第54号 平成15年度札幌市下水道事業会計補正予算(第4号)を議題といたします。

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小形香織 委員

 今回の補正の中の特別損失7,200万円ですが,これは,企業から多く下水道料金を徴収していた分を返還するという説明を聞いていますけれども,これはなぜ返還することになったのか,その経緯について詳しく説明を求めたいと思います。

岡本 総務部長
 ただいまのご質問のこの会社になぜ返還することになったのかということですけれども,まず,地下水の汚水排水量を測定する地下水のメーターです。これは,設置の際に,市が,適正に作動するメーターかどうか,またメーターの配置が正確かどうかなどを判断の上,承認しまして,その後,使用者がみずからの負担で設置し,以後の維持管理も使用者側が行うというものです。したがいまして,地下水の下水道使用料の算出に当たりましては,ただいま申し上げたとおり,使用者の方が設置,管理するメーターを私どもが検針して使用水量の把握を行っている状況でございます。
 このたびの下水道使用料の還付ですけれども,昨年春に,地下水を使用する市内の企業から,製品売上数量が伸びない中で地下水の下水道使用量が増加しているとの相談がありました。そこで,これまで慎重に調査を進めてまいりました。私どもといたしましては,当社のメーター検針を指針どおりに測定しましたが,この際,第三者の調査としましてメーター製作会社の電算報告で,その対象メーターについて20%の誤作動,いわゆる加針が判明しました。そのほかに,その企業の売上実績などのデータと下水道使用水量との比較分析からも,平成10年春ころから加針があったと認められたことなどから,自治法に基づく遡及期間を5年として還付することを決定し,このたび,補正予算第4号に計上したという状況でございます。

小形香織 委員

 もらい過ぎた分を返すということはわかりました。その企業が自分で取りつけて管理をしているメーターは20%分の誤作動があったというのがその原因だということです。
 ただ,なぜ5年間も誤作動に気づかなかったのか,なぜメーターが誤作動したのか,疑問を感じるところがあります。その企業にはメーターをきちんと点検する義務があったのではないかなと思いますけれども,その点はどうだったのか,お聞かせいただきたい。それから,きちんと点検されていたかされていなかったか,その辺がわかれば教えていただきたいのです。

岡本 総務部長

 ご質問のとおり,メーターの点検,管理は会社側が行うというお約束です。現に誤作動があったのが事実でありますが,会社側としては,これまで適正に点検されていたかというと,されていなかったのではないかとは考えているようです。

小形香織 委員

 地下水を利用するという企業は市内にたくさんありますので,私は同様なことが起こり得るのではないのかと危惧しております。
 そこで,札幌市として,今後,再発防止策などをとるべきではないかと考えますが,どう対応されるのか,伺いたいと思います。

岡本 総務部長

 私どもとしても,この案件がありましたので,今後の対策として,地下水の利用者,メーター設置者に対し,まず,検針時にメーターを含めた給排水設備の点検を文書で呼びかけて,さらに,古くなったメーターについてはメーター交換の協力を要請したいと考えております。あわせて,現在,地下水メーターの検針業務は外部へ委託しておりますことから,その委託業務内容にも点検促進業務を追加するようなことも含めて,対策強化に当たっていきたいと考えております。

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