発言集
    保育園の仲間

   2月に娘は8歳になりました。毎年家族だけでお祝いの「お誕生会」をしていましたが、今年はじめて娘が「お友だちをよびたい」と言ったので、「誰をよぶのか決めておく」ということで話が進み、できるだけ誕生日に近い休日に我が家でお誕生会を開くことにしました。自分の願いを聞き入れてもらったので、それから娘は毎日パーティの準備。「招待状」を書いて届けたり、ゲームを用意したり、持ち帰ってもらうプレゼントの用意をしたりしてはりきっていました。

 「誰をよぶことにしたの」と聞くと、全員が保育園時代のお友だち。てっきり小学校のクラスのお友達をよぶのかと思って構えていたので、拍子抜けした感じがしました。

   当日、我が家はまるで保育所のようでした。8人の子どもたちが、好き放題にオモチャを出し、ケンカが始まったり走り回つたり、ごっこ遊びやかくれんぼなど好きなように遊んでいました。

   私はほとんど台所に立ちっぱなしでしたが、ふと見ると、全員が頭を並べてトランプをやっています「5歳から9歳までの子どもが、全員でルールのある遊びをしているなんて、大きくなったものだなあ」と、その姿をほほえましく見ているうちに、「娘にとって、保育園時代の友だちが一番気を使わず自分を出せる伸間なんだろラな」と、気づきました。

   考えてみれば、産休明けの0歳児時代からずっといっしょに過ごしてきた子どもたち。同じ屋根の下で遊ぴ、「同じ釜の飯」を食べ、相手のよさも欠点もすべてわかりあえている関係というのは、居心地のいい仲間なのでしょう。

   親の私もそうです。保育園のお母さんたちとは気心が通じ合っていて、まじめな相談も、くだらないジョークも、夫婦のなれ初めや、子ども時代にはやったアイドル歌手の話まで、気兼ねなぐ話すことができます。そして、そんな関係を作れるようになつたモトには、職員の先生方の「どんな家庭もあたたかく受け入れる」という徹底した姿勢があります。こんな自然な人間関係を築くことができた保育園に感謝しています。

   この4月から下の息子は年長クラスになります。あと1年で卒園ですが、1年は、きっとあっという間に過ぎるでしょう。「一つ一つが思い出になる」ことをかみしめながら、たくさんの経験をさせてあげたいと思っています。

(日本共産党札幌中央区伏見後援会ニュース「ひまわり」77号より)


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