平和とくらし
「次の空欄に適当な言葉を記入せよ。
1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、(1) と、武力による威嚇又は(2) は、国際紛争を解決する手段としては、(3) にこれを放棄する。
2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の(4) は、これを(5) 。国の交戦権は、これを認めない。」
受験を控えた高校3年生の政治経済の授業では、よくこんな間題が出されました。私の目指していた大学は、「試験に憲法の問題はよく出される」と聞いていたので、憲法前文と第9条第25条などを紙に書き、壁に貼って記憶しながら寝たものです。
衆議院が解散になりました。社会保障やくらしをさらに破壊させる政治を続けさせるのか、STOPをかけて切り替えるのかが問われると同時に、日本の平和を守ってきた憲法9条を変える策動を許すのかどうかも問われる、大事な選挙です。
小泉首相は、2005年の秋までに憲法改定案を出す」と言っているそうです、イラク戦争で、アメリカの言うままに自衛隊を派兵しようとしたら、憲法9条が邪魔をして「有事法制」や「イラク特措法」を作る必要が生じ、法的な矛盾で整備に時間がかかるうちに、「有事法制反対」などの国民世論も高まり大変やりづらかつたので、憲法そのものを早く変えたい。改憲派の事情はそんなところです。
では、自由党と民主党が合流した「新」民主党はどうでしょう。マニフェスト(政権公約)を掲げてこの選挙をたたかうそうですが、小泉首相の改憲姿勢に「反対」を言いません。憲法に対する姿勢は「創憲」、つまり、「新しい憲法を創造するところに、国民的議論をすることは大いに結構ではないか」(菅氏、『朝日』10/4付)という立場です
新しい憲法を創造する」と言うと聞こえはいいですが、思い起こして見てください。民主党は、あの「有事法制」に国会で賛成し、成立させたではないですか。戦争に手を貸す法案に賛成する政党が言う「創憲」の中身は、「憲法9条の改悪」であることは疑いありません。
このマニフェストで、「消費税6%分も基礎年金として必要」とも言っていますが、つまるところ、平和もくらしも自民党の政策と何も変わらないのです。
憲法をしっかり守り、「国民こそ政治の主人公」を貫く日本共産党こそ、この衆議院選挙で大きくしようではありませんか。私もご一緒に力をあわせ、日本共産党への支持を広げるためにがんぱりたいと思います。
【問題のこたえ】
- (1)「国権の発動たる戦争」
- (2)「武力の行使」
- (3)「永久」
- (4)「戦カ」
- (5)「保持しない」
(日本共産党札幌中央区伏見後援会ニュース「ひまわり」第71号より)