私も,議案第1号で,学校ビオトープ関連につきまして質問させていただきます。
今,大西委員からの質問に対してご答弁がありましたように,子供たちは大いに学習に利用している,そして,地域の住民からも植物や植栽の寄附なんかもあって,地域住民の方々と学校を結びつける新たな効果も生んでいる,そして,情操教育にも役立つからつくってほしいという要望も出ていると。こういうことですので,本当に環境学習だけにとどまらない教育効果を生んでいるというふうに思いまして,私は大変すばらしいことだと思っております。
まず,最初に質問したいのですけれども,つくられていないよその学校が,授業の一環として,既につくられたビオトープを利用したとか,また,よその学校の児童たちが来て活用をしているというケースはあるかどうか,教えていただけませんでしょうか。
近くのよその学校からということだと思いますが,よその学校からの利用についてでございますけれども,子供たちの学習としてそのような利用があったというふうには伺っておりません。
ただ,校長先生,あるいは,一般のといいますか,先生が視察というような形で来られているという例がある。それから,近くの幼稚園や保育園が散歩や外遊びで利用したことがあるというふうには伺っております。
ビオトープが整備された小学校では,環境教育に大変役立っているし,情操教育なども含めて,地域との連携が深まっているという大きな効果が生まれている一方で,整備された小学校というのは各区に1校というやり方です。そして,今ご答弁がありましたが,そこの学校の生徒たちには大きく活用されていますけれども,整備されていない学校の生徒たちは全く触れる機会がないということです。
5カ年で10カ所という計画ですから,計画どおり進めていただくことがまず大事だと思いますけれども,同時に,札幌市内には211の小学校があるという現実に照らせば,ごくごく一部,まだ5%にも満たない小学校にしか整備されていないということになります。教育現場からはビオトープを我が校にも整備してほしいと毎年たくさん手が挙がっている中から,設置する環境局の側が厳選しなくてはならないという実情になっていると思います。
調べましたところ,初年度の平成12年度には,六つの小学校から希望があって,東区の苗穂小学校につくった,そして,翌平成13年度には,既に東区にはつくられたので,東区を除いた小学校から募集をして,九つの小学校から申し出があって北区と南区につくったと。そして,その翌年には,東区と北区と南区を除いた小学校に募集をかけて,六つの小学校から申し出あったということで手稲と清田につくった,こういう経緯ですね。このように各区に1校という計画では,既にビオトープが整備された行政区の小学校では,自分の学校にビオトープを設置してほしいと思っても,そもそも手を挙げることができないということになっています。また,先ほどのお話のとおり,設置された学校は大変高い効果が生まれているけれども,されていない小学校にはその効果が及ばない。そうした点から考えますと,学校ビオトープは,もっと多くの小学校に設置して充実を図る必要があると思います。
そこで,もう一つ質問なのですけれども,来年度は,残る3校について整備されるのでしょうか。
それから,この5年計画が終了して10校に整備が終わった後も,希望する小学校にビオトープを整備していくという積極的な推進の方向をお持ちかどうか,伺いたいと思います。
今後の整備についてでございますけれども,今計画している10校につきましては,当初の計画どおり,残る区を対象に整備をしていきたいというふうに考えてございます。
また,その後につきましては,これまでのビオトープの評価あるいは整備要望状況等を勘案しまして,次期5年計画の策定に向けて検討してまいりたいというふうに考えてございます。
平成13年の第1回の定例議会でも,当時の環境活動担当部長が,「自主的な学校ビオトープづくりができるだけ多くの学校に広がっていけばと考えておりまして,そのための支援についても今後検討してまいりたい」と,このように答弁されております。子供たちにも学校の現場からも喜ばれて,我が校にも設置してほしいという要望があるわけですから,ぜひとも,学校ビオトープを,1区1校の設置だけで終わらせることなく,もっと多くの小学校に設置できるように推進していただくことを要望いたしまして,私の質問を終わりにいたします。

