発言集
    「桑園及び東北・苗穂方面への市電再配置に関する請願」審査へ
  紹介議員として補足説明

   この請願の紹介議員になっております小形香織です。一言補足説明をさせていただきます。

   今年の1月から2月にかけて札幌市が「市民アンケート」を実施しました。「あなたは、札幌市の路面電車について、どのようにお考えですか。最も近いと思うものに一つだけマルをつけてください」という設問に対して、「歴史があり、街のシンボルになっている交通機関なので、存続させるべき」が24,6 %、「将来路線を環状化したり延伸するなど、市民全体の乗り物として活用できる交通機関なので、存続させるべき」が15,9 %、「環境にやさしく、高齢化社会に適した街づくりに十分に活用できる交通機関なので、存続させるべき」が13,9%。あわせますと54,4%が「存続させるべき」だと答えているという結果が出されました。

   いま、地球環境の汚染が世界的に深刻な問題となる中で、自動車の排気ガス規制をすすめる街づくり、すなわち、車中心の政策を切り替えて公共交通機関をより利便性の高いものにして市民の足を確保する方向というのは、世界でも日本でも、多くの都市で真剣な追求が始まっています。

   札幌市が、第4次長期総合計画の中で市電を再評価しながらも、「2003年度中に存廃含めて検討し結論を出す」としている点を、市民のみなさんは大変心配しています。上田市長の選挙公報の中で「路面電車の活用に向けて検討します。」と述べていますし、ぜひとも「廃止」ではなく「存続」の方向で進めていただきたいと思います。

   半数以上の市民が存続を願っているというアンケート結果からも、環境にやさしい街づくりをすすめる公共交通機関として、市電を存続させ、当面、市立病院のある桑園や、中心部の過疎地帯と呼ばれる東北・苗穂方面に市電を延長させるこの請願を、ぜひとも採択されますようお願いいたしまして、私からの補足説明といたします。

(2003年07月08日   札幌市議会総務委員会)


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